ピラティスの資格は働きながらでも取得できる！おすすめのスクールも紹介

「働きながらピラティス資格を取りたいけど、時間が取れるか不安…」「仕事と両立できるスクールはある？」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？

日々の仕事が忙しい方でも、オンライン講座や夜間・休日クラスを上手に活用すれば、働きながらでも無理なく資格取得を目指せます。

この記事では、働きながらピラティス資格を取る方法や、社会人が通いやすいスクールの選び方、資格取得後のキャリアパスまで詳しく解説しています。

ぜひ参考にして、仕事と両立しながら理想のキャリアを実現しましょう。

この記事の監修者

土屋 絵理

【現在の主な活動】

世界15カ国、日本1,000店舗以上展開の CLUB PILATES JAPAN プレジデント。 CLUB PILATES 養成コース（Teacher Training）マスタートレーナーとして CLUB PILATES のピラティスインストラクターを育成。 ピラティスのワークショップを多数開催。

【経歴】

大学を卒業後、インテリアデザイナーとして店舗などの設計に携わる。 妊娠・出産を機に仕事を離れ、子育てが落ち着いた頃、ピラティスに興味を持ちパーソナルトレーナーやピラティスインストラクターとして活動を開始。 現在は CLUB PILATES のブランドプレジデントとしてインストラクターの育成や、事業の拡大に携わる。

ピラティス資格を働きながら取る方法

働きながらピラティス資格を取りたい方は、まずは自分の生活に合わせて通いやすい方法を選ぶことが大切です。

ここでは、社会人が働きながらピラティス資格を取る方法を解説します。

• オンライン・ハイブリッド講座を活用する
• 夜間・休日を活用する

オンライン・ハイブリッド講座を活用する

オンライン講座やハイブリッド型の養成コースは、仕事をしながら資格を目指す方にとってとても取り入れやすい方法です。

通学の手間がなく、仕事終わりやちょっとした空き時間を学習にあてられるのが大きな魅力です。録画講義がある講座なら、好きなタイミングで何度でも見返せるのも大きなメリットでしょう。

特に注目したいのが、オンライン学習と対面の実技レッスンを組み合わせた「ハイブリッド型」のコースです。

理論はオンラインで進めて、実技は週末にスクールでしっかり教わるスタイルなので、知識と技術をバランスよく身につけられます。

家事や育児と両立しながら資格取得を目指す方にもおすすめの学習スタイルです。

夜間・休日を活用する

通学型のスクールを選ぶ場合は、平日夜や土日にクラスが開講されているかを必ず確認しましょう。働きながら通う場合は、仕事終わりの19時以降や週末の時間帯に学べるスケジュールだと無理なく続けやすくなります。

夜間・休日クラスなら、忙しい社会人でも仕事と両立しながら無理なく通い続けられます。同じように働きながら学ぶ仲間と出会えるため、モチベーションを保ちやすい点もメリットです。

スクールを選ぶ際は、開講スケジュールだけでなく、欠席した際に振替ができるかどうかも併せて確認しておくと安心して通えます。

働きながら資格を取得しやすいスクールの選び方

ピラティス資格を取得できるスクールは数多くありますが、働きながら学ぶなら「通いやすさ」と「サポート体制」を重視したスクール選びが大切です。

ここでは、社会人が押さえておきたいスクール選びのポイントを詳しく解説します。

• 申し込み前にカウンセリングを受ける
• 転職サポートのあるスクールを選ぶ
• PMA加盟のスクールを選ぶ
• 夜間・休日に開講されているか確認する
• 取得までの期間を確認する

申し込み前にカウンセリングを受ける

スクールに申し込む前に、必ず無料カウンセリングを受けましょう。

働きながら資格を取得できるか、自分のライフスタイルに合ったスケジュールを組めるかを事前に相談できるため、入学後のミスマッチを防げます。

カウンセリングでは、学習スケジュールや費用感、欠席時の対応などを詳しく確認しましょう。特に「仕事が忙しい時期に休めるか」「振替制度があるか」といった実務的な質問をすることで、無理なく通い続けられるかを判断できます。

転職サポートのあるスクールを選ぶ

資格取得後にピラティスを仕事にしたいと考えているなら、卒業後の就職・副業支援が充実しているスクールを選ぶことが重要です。スタジオ紹介や面接対策、履歴書添削などのサポートが受けられると、資格取得後のキャリアがスムーズにスタートできます。

特に、提携スタジオへの就職サポートや独立開業の支援があるスクールなら、将来ピラティスを本業にしたい方でも安心して資格取得を目指せます。

転職サポートの有無は、スクール選びの必須ポイントです。

PMA加盟のスクールを選ぶ

PMA（Pilates Method Alliance）認定校は、指導品質やカリキュラムの信頼性が国際的に認められているため、就職や転職の際にも高く評価されやすいのが特徴です。PMAは世界的なピラティス指導者団体で、加盟校は一定の基準をクリアしたスクールとして認定されています。

PMA認定資格を取得していると、国内外のスタジオで働く際にも信頼されやすく、キャリアの選択肢が広がります。長期的にピラティスインストラクターとして活躍したいなら、PMA加盟のスクールを選ぶのがおすすめです。

夜間・休日に開講されているか確認する

働きながら通うなら、社会人が通いやすいスケジュールで開講されているかを必ず確認しましょう。平日夜や土日にクラスがあるスクールなら、仕事と両立しながら無理なく継続できます。

さらに、急な残業や予定変更に対応できる振替制度があるとさらに安心です。スクールによっては、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型で柔軟に受講できるコースもあるため、自分のライフスタイルに合った形式を選びましょう。

取得までの期間を確認する

資格取得までの期間は、通学制・通信制、コースの内容によって大きく異なります。自分のライフスタイルに合った期間設定のコースを選ぶことが、無理なく資格取得を目指すポイントです。

短期集中型は効率的に学べる反面、仕事との両立には負担が大きくなる可能性があります。一方で、長期のコースは自分のペースで無理なく学べるため、働きながら取得を目指す方には現実的な選択肢でしょう。

転職や独立を考えている場合は、目標時期から逆算してスクールを選ぶのがコツです。「いつまでに資格を取得したいか」を明確にすることで、最適なコースが見えてきます。

働きながらでも取得しやすい講座5選

働きながらピラティス資格を取得するなら、社会人のライフスタイルに対応した柔軟なカリキュラムを提供しているスクールを選ぶことが大切です。ここでは、夜間・休日開講やオンライン対応など、仕事と両立しやすい講座を厳選してご紹介します。

それぞれのスクールの特徴を比較しながら、自分に合った講座を見つけてください。

• CLUB PILATES｜Teacher Training
• balanced body
• zen place pilates 資格コース
• BASIピラティス
• PHI PILATES

CLUB PILATES｜Teacher Training

出典:公式サイト

CLUB PILATESのTeacher Trainingは、世界1,000店舗以上を展開する本場アメリカのカリキュラムを採用したインストラクター資格養成講座です。完全初心者から経験者まで幅広く対応しており、対面による丁寧な指導で安心して学べます。

マットやリフォーマーだけでなく、TRX・チェア・BOSUなど15種類以上のツールを使った実践的なカリキュラムが特徴です。座学から実際のスタジオを利用した実技レッスンまで、現場で即戦力となるスキルを身につけられます。

国際的な資格認定団体PMAにも加盟しているため、取得した資格は国内外で高く評価されます。卒業後はスタジオ採用制度によるキャリアサポートがあり、CLUB PILATESの店舗で働くチャンスもあります。

⇒クラブピラティスのピラティスインストラクター資格養成講座はこちら

balanced body

出典:公式サイト

balanced bodyは、世界100カ国以上に展開する世界最大級のピラティス教育機関です。

50年以上の研究に基づくメソッドは世界中の専門家に高く評価されており、設立者ケン・エンデルマンはピラティス国際基準「PMA」の発足者の一人として知られています。

日本国内では150スタジオを展開するzen placeと提携しており、資格取得後の就業支援やスキルアップのフォローなど、充実したサポート体制が整っています。リフォーマーをはじめ、キャデラック、タワー、チェアなど多彩なピラティスマシンを完備した日本最大級の設備環境で学べるのも魅力です。

資格取得に有効期限がないため、自分のペースで無理なく学び続けられるのもbalanced bodyならではのメリットです。働きながら着実にステップアップしたい方に最適なスクールといえるでしょう。

zen place pilates 資格コース

出典:公式サイト

zen place pilates 資格コースは、全国150店舗以上のピラティス・ヨガスタジオを運営する株式会社ZEN PLACEが提供する、実践重視のインストラクター養成コースです。20年以上にわたり世界のピラティスを学び指導してきた経験をもとに、スタジオで活躍できるインストラクターを育成します。

資格取得後の就職支援が充実しており、講師推薦を受けた在籍生・卒業生の93%（※）がZEN PLACEの正社員として採用されている実績があります。資格を取るだけでなく、現場で即戦力として活躍できる環境が整っています。

※2023年7月〜2024年6月の1年間で株式会社ZEN PLACEが提供するコースの在籍生または卒業生でコース担当講師からの推薦を受けたもので正社員としての内定者の割合

BASIピラティス

出典:公式サイト

BASIピラティスは、世界各国で展開する国際的なピラティス養成機関です。

総合的な国際プログラム（コンプリヘンシブコース）は、「Foundation（基礎）」と「Graduation（卒業）」の2つのパートで構成され、全12モジュールを修了することで、あらゆるレベルの生徒に指導できる資格を取得できます。

コンプリヘンシブコースでは、マットワーク・リフォーマー・キャデラック・ワンダチェア・ペダプル・ラダーバレル・ステップバレルなど、すべてのピラティス機器を使った総合的指導力を身につけます。

卒業後はBASIピラティス・コンプリヘンシブ・ティーチャー資格の試験を受けることができ、全米ピラティス資格認定プログラムの受験資格も得られます。

PHI PILATES

出典:公式サイト

PHI PILATESは、一人ひとりの姿勢や身体の状態に合わせたオーダーメイドの運動処方ができるインストラクターを育成しています。

PHI PILATESの特徴は、8つの基本コースと特別プログラムから、自分の目的に合わせて段階的に学べる点です。初めて受講する方は、マットⅠ/ⅡまたはリフォーマーⅠから始め、その後プロップス・バレル・チェア・タワーなど、専門性を高めるコースへとステップアップできます。

資格取得後の働き方・キャリアパスは？

ピラティス資格を取得すると、自分のライフスタイルや目標に合わせて柔軟な働き方を選べるのが大きな魅力です。副業として始める、スタジオで経験を積む、独立して開業するなど、さまざまなキャリアパスがあります。

ここでは、資格取得後の具体的な働き方とキャリアの選択肢について詳しく解説します。

• 副業として週末レッスンを行う
• スタジオ勤務で経験を積む
• 独立して開業する

副業として週末レッスンを行う

本業を続けながら、土日や平日夜にレッスンを担当する副業スタイルは、リスクを抑えて経験を積める働き方です。

1レッスンあたり3,000〜5,000円程度の報酬が一般的で、週1〜2回でも副収入を得ながら実践力を伸ばせます。

オンラインレッスンを取り入れれば、自宅で指導できるため移動時間の負担がなく、仕事との両立もしやすくなります。特に、個人で活動する場合は、少人数のグループレッスンやパーソナル指導から始めて、口コミやSNSで徐々に顧客を増やす方法がおすすめです。

予約ツール（MOSH／STORES予約）やInstagramの活用で、集客も始めやすくなっています。

スタジオ勤務で経験を積む

スタジオに所属して働くことで、現場で必要な知識や対応力を総合的に身につけられます。

求人情報では、業務委託レッスン単価（3,000〜5,000円前後）や時給制（1,200〜2,000円台）を採用しているスタジオが多く、デビュー直後でも安定した現場経験を積みやすいのが特徴です。

また、同僚インストラクターから学べる場面が多く、レッスンプログラムの組み方や顧客対応のポイントなど、個人では得にくいノウハウを吸収できます。

CLUB PILATESでは現役インストラクターのインタビューを公開しており、実際の働き方やキャリアの積み方が具体的に紹介されています。スタジオ勤務を検討する際は、採用条件(デモレッスンの有無)、研修制度、シフトの柔軟性も併せてチェックすると安心です。

独立して開業する

一定の経験を積んだ後は、スタジオを開設して独立を目指す道もあります。

独立すると、スケジュール・料金設定・サービス内容をすべて自分で決められ自由度が高いです。予約制のプライベートスタジオとして運営すれば、ライフスタイルに合わせた働き方が現実的に実現できます。

一方で、独立には準備も必要です。ピラティススタジオ向け物件では、床材の張り替え・設備導入・保証金などを含めると初期費用が数十万円〜100万円台に達するケースが多いため、資金計画が欠かせません。

開業後は家賃・保険・消耗品などの固定費が発生するため、独立前に副業やスタジオ勤務で経験を積みながら、少しずつ顧客を増やしておくことが大切です。

スタジオ運営には、レッスン以外にもSNS発信や予約管理、顧客対応など多様な業務が必要になります。独立を視野に入れる場合は、まずは副業・スタジオ勤務で実務に慣れ、少人数からスタートできる環境づくりを進めることが、現実的なステップです。

まとめ

働きながらピラティス資格を取得することは、適切なスクール選びとスケジュール管理を心がけることで十分に実現可能です。オンライン・ハイブリッド講座や夜間・休日クラスを活用することで、仕事と両立しながら無理なく学び続けられます。

資格取得後は、副業から始めてスタジオ勤務で経験を積み、最終的には独立開業を目指すなど、自分のペースでキャリアを築いていけるのがピラティスインストラクターの魅力です。

働きながら資格取得を目指すなら、夜間・休日クラスが充実し、全国10店舗以上で開講しているCLUB PILATES Teacher Trainingがおすすめです。世界1,000店舗以上を展開する本場アメリカのカリキュラムで学べるだけでなく、資格取得後はスタジオ採用制度によるキャリアサポートも受けられます。PMA加盟の国際的な資格を取得できるため、将来のキャリアの選択肢も広がります。

ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、働きながら理想のキャリアを実現してください。

⇒クラブピラティスのピラティスインストラクター資格養成講座はこちら