ピラティス資格は難しい?難易度・費用・取得期間を解説
- 01 ピラティス資格は難易度が高い?
- 02 ピラティス資格の種類と難易度の違い
- 03 ピラティス資格取得で難しいと感じるポイント
- 04 ピラティス資格取得にかかる費用と期間の目安
- 05 まとめ
この記事の監修者
【現在の主な活動】
世界15カ国、日本1,000店舗以上展開の CLUB PILATES JAPAN プレジデント。 CLUB PILATES 養成コース(Teacher Training)マスタートレーナーとして CLUB PILATES のピラティスインストラクターを育成。 ピラティスのワークショップを多数開催。
【経歴】
大学を卒業後、インテリアデザイナーとして店舗などの設計に携わる。 妊娠・出産を機に仕事を離れ、子育てが落ち着いた頃、ピラティスに興味を持ちパーソナルトレーナーやピラティスインストラクターとして活動を開始。 現在は CLUB PILATES のブランドプレジデントとしてインストラクターの育成や、事業の拡大に携わる。
「ピラティスの資格を取りたいけど、難易度はどのくらい?」「未経験でも合格できるの?」
ピラティスインストラクターを目指す方にとって、資格取得の難易度は特に気になるポイントではないでしょうか。ピラティスインストラクターの資格は未経験から挑戦する方も多く、資格の種類や認定団体によって差はあるものの、一般的には合格率が7割前後といわれるケースもあり、比較的チャレンジしやすい資格と考えられています。
この記事では、ピラティス資格の難易度、資格の種類別の特徴、難しいと感じるポイントまで詳しく解説します。
自分に合った資格を選び、効率的に学習することで、無理なくピラティスインストラクターを目指せるはずです。
ピラティス資格は難易度が高い?

ピラティス資格の難易度について、具体的なデータと取得条件から見ていきましょう。結論から言えば、しっかりと学習すれば未経験からでも十分に取得可能な資格です。
ピラティス資格の合格率は約70%といわれることが多い
ピラティス資格は国家資格ではなく民間資格が中心のため、理学療法士や柔道整復師などの国家資格と比べると、取得までのハードルは比較的高くないと考えられています。
資格の種類や認定団体によって差はあるものの、一般的には合格率が7割前後と紹介され、未経験から挑戦する方が多い点も特徴です。参考として、他の資格と合格率の目安を比較すると以下のようになります。
| 資格名 | 合格率の目安 | 資格の種類 |
|---|---|---|
| 理学療法士 | 約80% | 国家資格 |
| ピラティスインストラクター | 約70% | 民間資格 |
| 柔道整復師 | 約60% | 国家資格 |
ただし、ピラティス資格は内容によって難易度に大きな幅がある点には注意が必要です。
たとえば、マットピラティスを中心とした基礎的な資格は、学習範囲が比較的限定されているため、合格しやすい傾向があります。一方で、マシン指導や解剖学、実技試験まで含まれるコンプリヘンシブでは学習量が増え、試験の難易度も高くなるため、合格率が下がるケースも見られます。
このように、「ピラティス資格」と一括りにして考えるのではなく、自分の経験値や将来どのレベルまで指導したいかに合わせて資格を選ぶことが大切です。
民間資格で年齢・学歴の制限なし
ピラティス資格は民間資格のため、専門の大学や専門学校を卒業している必要はなく、年齢制限も設けられていません。高校卒業後すぐの方から、40代・50代でキャリアチェンジを考える方まで、幅広い年齢の方が資格取得にチャレンジできます。
ピラティスインストラクターとして活躍している方の中には、他業種からの転職組や子育てが落ち着いてから資格を取得した方も多くいます。やる気と学習時間さえ確保できれば、誰でも挑戦できるのがピラティス資格の大きな魅力です。
未経験者向けのトレーニングコースが充実
多くの認定団体では、ピラティス未経験者でも基礎から段階的に学べるカリキュラムを用意しており、解剖学などの専門知識も講座内で習得できる仕組みになっています。いきなり高度な内容から始まるわけではないため、安心して学習をスタートできます。
初心者向けのコースでは、ピラティスの基本原則から体の動かし方、指導方法まで丁寧に教えてもらえます。また、コースによっては授業を受け始めてから試験を受けるまでの期間を自由に設定できる団体もあり、自分のペースで無理なく学べる環境が整っています。
ピラティス資格の種類と難易度の違い

ピラティス資格には大きく分けて3つのレベルがあり、それぞれ学習範囲と難易度が異なります。自分の目標に合わせて、適切な資格を選ぶことが重要です。
マット資格の難易度と特徴
マット資格はピラティスの基本となる資格で、初心者向けのため比較的取得しやすい難易度に設定されています。
マット資格の主な特徴
- ヨガマットなどを使った自重トレーニングの指導方法を学ぶ
- 学習範囲が限定的なため短期間での取得が可能
- ピラティスの基本原則、解剖学、指導法を習得できる
- 基礎からしっかり学べば初心者でも十分合格できるレベル
ピラティスインストラクターを目指す多くの方が、まずこのマット資格の取得からスタートします。特別な器具が不要なので、自宅やスタジオなど場所を選ばずにレッスンができるのも大きなメリットです。
マシン資格の難易度と特徴
マシン資格は、リフォーマーやキャデラックなどの専門機器を使った指導方法を学ぶ資格で、マット資格よりも専門性が高く学習範囲が広いため難易度は中級レベルです。
マシン資格の主な特徴
- 多くの場合、マット資格の取得が前提条件となる
- マシンの使い方だけでなく、それぞれの器具の特性を理解する必要がある
- クライアントの身体状況に合わせた適切なエクササイズを提供する技術が求められる
- 学習時間は長くなるが、マシンピラティスの需要が高まっており、取得すれば就職やレッスン単価の面で有利
近年は、マシンピラティスの人気が高まっており、スタジオも増加しています。マシンを使用することで負荷の調整がしやすく、初心者から上級者まで幅広い会員様に対応できるため、インストラクターとしての活躍の場が広がります。
コンプリヘンシブ資格の難易度と特徴
コンプリヘンシブ資格は、マットとマシンの両方を含む総合的な資格で、全てのピラティスマシンを使いこなす上級者向けの内容のため最も難易度が高くなります。その分、取得後のキャリアの幅は大きく広がります。
コンプリヘンシブ資格の主な特徴
- 受講期間は1年〜1年半と長期にわたる
- マットとマシンを別々に取得するよりも総額では安くなる場合が多い(費用相場70〜150万円)
- 効率的にスキルを習得できる
- 本格的にピラティスインストラクターとして活躍したい方や、将来的に独立開業を考えている方におすすめ
長期的な視点でピラティスインストラクターとしてのキャリアを考えている方には、最初からコンプリヘンシブ資格を目指すのがおすすめです。マットとマシンの知識を体系的に学ぶことで、会員様のニーズに幅広く対応できるインストラクターを目指せます。
ピラティス資格取得で難しいと感じるポイント

ピラティス資格の学習を進める中で、多くの受講生が難しさを感じるポイントがあります。事前にこれらの課題を知っておくことで、効果的な対策を立てることができるでしょう。
解剖学の専門用語
ピラティス資格取得で、多くの人が壁にぶつかるのが解剖学です。
筋肉名や骨格の名称など、普段使わない専門用語を覚える必要があり、初めて学ぶ方にとっては難解に感じられます。特に「腸腰筋」「菱形筋」「脊柱起立筋」といった筋肉の位置と働きを正確に理解することが難しいと感じる方が多いです。
解剖学は暗記だけでなく、身体の動きと結びつけて理解することが重要です。3D動画やイラスト教材を活用することで、複雑な筋肉や骨格の動きを視覚的にイメージしやすくなります。実際にピラティスの動きを行いながら、どの筋肉が使われているかを意識することで、理論と実践が結びつき、記憶に定着しやすくなります。
実技指導のスキル習得
ピラティスの動きを自分で実践できることと、他人に指導できることは全く別のスキルです。実技指導には、以下のような複合的なスキルが必要になります。
- 適切な言葉で説明する「キューイング」
- クライアントの姿勢を見て修正する「観察力」
- 安全に配慮しながらレッスンを進行する「指導力」
特に未経験の方は、自分の動きを言語化することに苦労します。「お腹を引き締めて」「骨盤を安定させて」といった抽象的な指示を、会員様が理解できる具体的な言葉に変換する練習が不可欠です。
指導練習を繰り返し行うことが、合格への近道となります。
学習時間の確保
ピラティス資格取得には、一定の学習時間が必要です。仕事や家事と両立しながら学習する方にとって、この時間を確保することが大きな課題となります。集中講座形式の場合、週末を使って受講することになるため、生活リズムの調整が必要です。
また講座の受講時間だけでなく、自宅での復習や指導練習の時間も大切です。計画的にスケジュールを組み、無理のないペースで学習を進めることが、挫折せずに資格取得を達成するポイントです。
資格取得を目指す前に、実際にピラティスのレッスンを受けて基礎を体感しておくと、学習のモチベーションも高まります。
CLUB PILATESで働くインストラクターのインタビューページでは、資格取得までの過程や現在の働き方について紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
ピラティス資格取得にかかる費用と期間の目安

資格取得には、費用と時間の投資が必要です。ここでは、資格の種類別に具体的な費用相場と取得期間を紹介します。
マット資格の費用と期間
マット資格の取得費用は、選ぶコースによって幅があります。受講するコースによって費用は異なりますが、15万〜45万円が一般的な相場です。
費用には受講料・教材費・試験料が含まれますが、入会金や登録料が別途必要な団体もあるため、申込前に総額を確認しておきましょう。
学習期間については、CLUB PILATESでは4日間の集中講義形式となっており、短期間で集中して学べる環境が整っています。他の団体では3〜6ヶ月かけて学ぶコースもあるため、ライフスタイルに合わせて、無理なく学習できるコースを選ぶのがおすすめです。
マシン資格の費用と期間
マシン資格の取得には、25万〜50万円程度の費用が必要です。専門機器を使った実習が含まれることから、マット資格よりも高額になります。
学習期間については、CLUB PILATESでは日中コース(10:00〜16:00)で8日間、夜間コース(18:00〜21:30)で12日間から選択できます。仕事をしながら資格取得を目指す方は夜間コース、短期集中で取得したい方は日中コースがおすすめです。
ただし全てのスタジオで夜間コースが実施されているわけではないので、レッスン時間の詳細は以下のURLからご確認ください。
コンプリヘンシブ資格の費用と期間
コンプリヘンシブ資格の取得には、70万〜150万円程度の費用がかかります。
受講期間は、1年〜1年半と長期にわたります。CLUB PILATESでは500時間(自己練習等含む)のカリキュラムとなっており、マットとマシンの両方を体系的に学ぶため、まとまった時間の確保が必要です。長期的な学習計画を立てて、無理なく取り組むことが大切です。
まとめ

ピラティス資格は民間資格で年齢・学歴の制限がなく、合格率も約70%と、しっかり学習すれば未経験からでも目指せる難易度です。資格の種類によって難易度と費用が異なるため、自分の目標とライフスタイルに合わせた選択が重要になります。
- ピラティス資格は国家資格と比較しても取得しやすく、合格率は約70%
- マット資格は初心者向けで比較的取得しやすい(費用相場:15万〜45万円)
- マシン資格は中級レベルの難易度(費用相場:25万〜50万円)
- コンプリヘンシブ資格は最も難易度が高い(費用相場:70万〜150万円)
- 難しいと感じるポイントは解剖学の専門用語、実技指導のスキル習得、学習時間の確保
資格取得の難易度は高くありませんが、解剖学や実技指導などの課題に対して適切な学習方法を取ることが合格への近道です。未経験からでも、段階的に学べる環境を選べば、ピラティスインストラクターへの道は確実に開けるはずです。
CLUB PILATESでは、世界1000店舗以上で展開する実績をもとに、未経験からでも安心して学べる資格取得プログラムを提供しています。オンライン無料説明会も実施していますので、ピラティスインストラクターを目指す第一歩として、ぜひ詳細をご確認ください。