ピラティス資格にはどんな種類がある?失敗しない選び方とおすすめのスタジオを紹介!
- 01 ピラティス資格の種類は大きく分けて3つ
- 02 自分に合ったピラティス資格を選ぶポイント
- 03 おすすめのピラティス資格団体
- 04 ピラティス資格取得でよくある失敗パターン
- 05 まとめ
この記事の監修者
【現在の主な活動】
世界15カ国、日本80店舗以上展開の CLUB PILATES JAPAN プレジデント。 CLUB PILATES 養成コース(Teacher Training)マスタートレーナーとして CLUB PILATES のピラティスインストラクターを育成。 ピラティスのワークショップを多数開催。
【経歴】
大学を卒業後、インテリアデザイナーとして店舗などの設計に携わる。 妊娠・出産を機に仕事を離れ、子育てが落ち着いた頃、ピラティスに興味を持ちパーソナルトレーナーやピラティスインストラクターとして活動を開始。 現在は CLUB PILATES のブランドプレジデントとしてインストラクターの育成や、事業の拡大に携わる。
ピラティスインストラクターを目指す方にとって、最初に悩むのが「どの資格を取得すればいいのか」という問題です。ピラティス資格は民間資格が中心で、団体や種類が多様なため、自分に合った資格選びが重要になります。
この記事では、ピラティス資格の基本的な種類から選び方のポイント、主要6団体の特徴と費用などを詳しく解説します。将来の目標やライフスタイルに合わせた最適な資格選びの参考にしてください。
ピラティス資格の種類は大きく分けて3つ

ピラティス資格は、指導内容や使用する器具によって大きく3つに分類されます。それぞれ取得難易度や費用、活躍できる場面が異なるため、自分がどのレベルまで指導したいかを考えて選ぶことが大切です。
マットピラティス資格
マットピラティス資格は、マット上で行うエクササイズの指導に特化した資格です。専門的な器具を使わないため、比較的取得しやすく、初心者の方が最初に挑戦する資格として人気があります。他の資格と比べて短期間・低コストで取得できる点が魅力です。
- 費用:15万〜45万円程度
- 学習期間:4日〜6ヶ月
特別な機材が不要なため、場所を選ばず受講しやすく、グループレッスンやオンラインレッスンなど幅広い指導スタイルに対応できます。
まずは基礎から学んでみたい、学習期間を長く取るのが難しいという方におすすめです。
マシンピラティス資格
マシンピラティス資格は、リフォーマーやキャデラックなどの専門器具を使った指導ができる資格です。マシンを使うことで、身体の状態に合わせた細かな調整が可能になり、より効果的な指導ができるようになります。
- 費用:25万〜50万円程度
- 学習期間:8日〜数ヶ月
マットピラティスよりも高度な知識と技術が求められますが、パーソナルレッスンなど高単価のレッスンを提供できるため、インストラクターとしての収入アップにつながります。
リフォーマーピラティスの指導力を身につけたい方や、マットピラティスからレベルアップしたい方におすすめです。
コンプリヘンシブ資格
コンプリヘンシブ資格は、マットとマシンの両方を体系的に学べる総合資格です。すべてのピラティスマシン(キャデラック、チェア、バレルなど)の使い方を習得できるため、インストラクターとしての需要が最も高くなります。
- 費用は70万〜150万円程度
- 学習期間は1年〜1年半
CLUB PILATESでは500時間のカリキュラムとなっており、まとまった時間の確保が必要です。
本気でピラティス指導者としてやっていきたい方や、全てのマシンを使いこなせるようになって、将来はスタジオ勤務や独立も考えている方におすすめです。
自分に合ったピラティス資格を選ぶポイント

ピラティス資格を選ぶ際は、費用や期間だけでなく、将来の働き方や学習環境なども考慮する必要があります。ここでは、失敗しない資格選びのために確認すべきポイントを紹介します。
将来の目標を明確にする
資格選びの第一歩は「なぜ資格を取得したいのか」という目的を明確にすることです。スタジオに就職したいのか、独立して自分のスタジオを持ちたいのか、副業として活動したいのかによって、選ぶべき資格は変わってきます。
たとえば、スタジオ就職を目指すなら就職実績が豊富な団体を、独立を考えるなら開業サポートがある団体を選ぶのがおすすめです。
また、まずは学びとしてピラティスを身につけたい人には、短期間で取得できるマット資格から始めるのもよいでしょう。
予算と取得期間がライフスタイルに合っているか確認する
資格取得には、まとまった費用と時間の投資が必要です。マット資格で15万〜45万円、マシン資格で25万〜50万円、コンプリヘンシブ資格で70万〜150万円が相場となっています。
仕事をしながら資格取得を目指す方は、夜間や週末に受講できるコースがあるか確認しましょう。CLUB PILATESでは日中コースと夜間コースを用意しているため、ライフスタイルに合わせて無理なく学習できます。
ただし夜間コースが実施されているスタジオは限られているので、レッスン時間の詳細は以下のURLからご確認ください。
受講方法(通学・オンライン・ハイブリッド)を選ぶ
ピラティス資格の受講方法は、通学・オンライン・ハイブリッド(通学とオンラインの組み合わせ)の3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合った方法を選びましょう。
| 受講方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 通学 | 実技指導を直接受けられる | 通学時間がかかる |
| オンライン | 場所を選ばず学習できる | 実技練習の機会が限られる |
| ハイブリッド | 理論はオンライン、実技は通学で効率的に学べる | 受講スケジュールの調整が複雑になる |
PMA認定資格かどうかをチェックする
PMA(Pilates Method Alliance)は、ピラティス指導者の国際的な教育基準を定めているアメリカの非営利組織です。PMA加盟団体の資格を取得すると、世界標準に合致した指導技術を備えている証明になります。
海外で活動したい方や、国際的な認知度を重視する方にとって、PMA認定資格は大きなアドバンテージになります。ただし、PMA認定されていない団体でも実績のある団体は多いため、自分の目標やビジョンに合っているかを優先して選びましょう。
PMA認定資格の詳しい解説記事はこちら
資格取得後のサポート体制が充実しているか確認する
資格取得はゴールではなく、インストラクターとしてのスタートラインです。取得後も継続的に学べる環境があるかは、長く活躍するために重要なポイントになります。
勉強会やレッスン研究の機会があるか、練習できる環境を提供してくれるか、就職サポートがあるかなどを確認しましょう。
CLUB PILATESでは、資格取得後も継続的な学びとキャリアサポートを提供しています。
インストラクターとして、CLUB PILATESで実際に働いている方のインタビューページも参考になります。
おすすめのピラティス資格団体
ピラティス資格を発行している団体の中から、国際的な認知度が高く、実績のある3つの団体を詳しく紹介します。各団体の特徴やカリキュラム、費用を比較して、自分に合った資格選びの参考にしてください。
CLUB PILATES

出典:公式サイト
CLUB PILATESは、世界各国で展開する世界最大級のグローバルなピラティスブランドです。Teacher Trainingプログラムは、マット・リフォーマー・その他マシンを総合的に学べる7つのコースが用意されているのが特徴です。
本場アメリカのピラティスカリキュラムを採用し、解剖学や動作分析、指導法など実践的な内容を体系的に学べるため、卒業後すぐに現場で活躍できる力が身につきます。
CLUB PILATESの大きな魅力は、資格取得後の就職サポートが充実している点です。全国に展開するスタジオで、資格取得者が実際に働けるよう就業に向けたサポートが用意されています。
また、実際のピラティススタジオを利用した実技レッスンや、店舗インストラクターがメンターとなるサポート体制により、リアルな現場のノウハウを学べるのも強みです。さらに、ピラティス指導者の国際的な教育基準を設定する非営利組織「PMA」に加盟しており、世界水準の資格を取得できます。
CLUB PILATESはこんな方におすすめ
- さまざまなアイテムを使ったカリキュラムで、マットとマシンを総合的に学びたい方
- 資格取得後の就職先のサポートが欲しい方
- 世界基準のピラティスを学びたい方
| ホームページ | https://clubpilates.co.jp/teacher-training/ |
| 講座内容 | マット・リフォーマー・チェアバレル・キャデラック・TRX/トリガーポイント/バレ・コンプリヘンシブ(総合)コースなど |
| 取得期間 | 3日間〜2年 |
| 受講料 | 115,500円(税込)〜 |
| 受講方法 | 対面授業 |
⇒クラブピラティスのピラティスインストラクター資格養成講座はこちら
Balanced Body

出典:公式サイト
balanced bodyは、世界102カ国以上に展開する世界最大級のピラティス教育機関です。ピラティスメソッドの基礎となるマットピラティス・リフォーマー・キャデラック・タワー・チェアなど多彩なピラティスマシンまで、段階的に学べる豊富な資格コースが用意されています。
balanced bodyの大きな特徴は、すべての資格取得に必要となる基礎理論「ムーブメントプリンシプル(動きの原則)」を学べる点です。身体の仕組みと動きの質を深く理解することで、より安全でより効果的な指導を目指せます。
受講やテストに期限がなく、会場や日程も自分のペースで組み合わせられるため、仕事や家庭との両立がしやすいのも魅力です。
balanced bodyはこんな方におすすめ
- 世界基準のピラティス教育を受けたい方
- 働きながら無理なく受講したい方(夕方・夜間コースあり)
- オンラインで資格を取得したい方
| ホームページ | https://www.bb-pilates.jp/ |
| 講座内容 | マット・リフォーマー・コンプリヘンシブ(全マシン総合)・3D解剖学・ムーブメントプリンシプル(動きの原則)など |
| 取得期間 | 1年半〜2年 |
| 受講料 | 350,000円〜 |
| 受講方法 | 対面授業、オンライン |
BASI Pilates
出典:公式サイト
BASIピラティスは、Body Arts and Science Internationalの略で、総合的な国際プログラムを提供するピラティス教育機関です。指導者育成コースは「Foundation(基礎)」と「Graduation(卒業)」の2つのパートに分かれており、それぞれ6日間ずつ、合計12日間のプログラムです。このコースを修了することで、マットワークを含むすべてのピラティス機器を使った指導ができるようになります。
BASIピラティスのコースは東京、大阪、愛知など全国各地で開催されています。修了後は、全米ピラティス資格認定プログラムの受験資格を得ることができます。
BASIピラティスはこんな方におすすめ
- マットとすべてのマシンを総合的に学びたい方
- 全米ピラティス資格認定プログラムの受験資格を得たい方
- 全国各地で開催される通学型のコースを希望する方
| ホームページ | https://basipilatesjp.com/ |
| 講座内容 | ファンデーションコース(マット+マシン基礎)・グラデュエートコース(マシン中上級)・コンプリヘンシブコース(総合) |
| 取得期間 | 6ヶ月〜2年 |
| 受講料 | 990,000円〜($6,600〜) |
| 受講方法 | 対面授業・オンライン |
PHI Pilates

出典:公式サイト
PHI Pilatesは、ウェルネスとリハビリテーション分野に強みを持つピラティス教育機関です。ライブ授業とオンライン教育の両方を提供しており、書籍やDVD、教育リソースなども充実しています。
PHI Pilatesの大きな特徴は、モジュール式のカリキュラムを採用している点です。自分のペースで学習を進められるため、仕事や家庭との両立がしやすく、器具を一つずつ段階的に習得できます。また、遠隔教育部門であるPHI Universityでは、国家公認ピラティス資格(NPCP)取得のための継続教育クレジットが取得可能で、卒業生の合格率は100%という高い実績を誇ります。
PHI Pilatesはこんな方におすすめ
- ウェルネスやリハビリテーション分野での活用を目指す方
- 自分のペースで無理なく学習を進めたい方
- 国家公認ピラティス資格の取得を目指す方
| ホームページ | https://www.phipilates.com/ |
| 講座内容 | リフォーマー・プロップス・バレルなどを使用した指導方法 |
| 取得期間 | 約6ヶ月〜 |
| 受講料 | リフォーマー Ⅰ インストラクターコース:231,000円〜 |
| 受講方法 | 対面授業、オンライン |
FTP Pilates

出典:公式サイト
FTP Pilatesは、イギリス発祥のフィットネス教育組織が提供するピラティス資格で、日本では2000年から本格的にプログラムを展開しています。マットピラティスを中心としたカリキュラムが特徴で、フィットネス業界で働く予定のある方に適した内容となっています。
FTP Pilatesの大きな魅力は、短期間かつ低コストで資格取得ができる点です。日本各地にアカデミーが設置されており、マスタートレーナーによる質の高い指導を受けられます。マット資格が中心ですが、FTPベーシックリフォーマーピラティスコースでマシンピラティスの基本的な指導スキルも習得可能です。
FTP Pilatesはこんな方におすすめ
- 短期間・低コストで資格を取得したい方
- フィットネス業界での活用を目指す方
- リフォーマーの基本的な指導スキルを身につけたい方
| ホームページ | https://ftpjapan.amebaownd.com/ |
| 講座内容 | ピラティスの基本・リフォーマーエクササイズの理論的根拠・ベーシックエクササイズの実践など |
| 取得期間 | 2ヶ月〜 |
| 受講料 | 173,800円〜(税込) |
| 受講方法 | 対面授業 |
ピラティス資格取得でよくある失敗パターン

ピラティス資格を取得しても、選び方を間違えると思うような成果が得られないことがあります。ここでは、資格取得者が後悔しがちな3つの失敗パターンを紹介します。同じ失敗を避けるための参考にしてください。
費用の安さだけで選んで就職できなかった
資格取得費用は決して安くないため、費用の安さを最優先して団体を選んでしまう方がいます。しかし、費用が安い資格は認知度や就職実績が低い場合があり、資格を取得してもスタジオの採用条件を満たせないケースがあります。
特に、PMA認定資格の所持を採用条件にしているスタジオもあるため、就職を目指す方は費用だけでなく、資格の信頼性や就職サポートの有無も確認しましょう。
安さだけで選ぶと、結果的に別の資格を取り直すことになり、かえって費用がかかる可能性があります。
通学時間を考慮せず途中で挫折してしまった
資格取得には数ヶ月から1年以上かかるコースもあります。通学時間や交通費を十分に考慮せずに申し込んでしまい、途中で通うのが負担になって挫折してしまうケースは少なくありません。
仕事をしながら資格取得を目指す方は、通学頻度や時間帯が自分のライフスタイルに合っているか慎重に確認しましょう。遠方のスタジオを選ぶ場合は、オンラインやハイブリッド形式で受講できるかもチェックポイントになります。
マットだけ取得して仕事の選択肢が狭くなった
マット資格は取得しやすく費用も抑えられますが、マット資格だけでは対応できる仕事の幅が限られてしまいます。近年はマシンピラティスの需要が高まっており、マシン指導ができないと応募できない求人も増えています。
本格的にインストラクターとして活躍したい方は、最初からコンプリヘンシブ資格を目指すか、マット資格取得後にマシン資格を追加で取得する計画を立てておくのがおすすめです。
まとめ
ピラティス資格は、マット・マシン・コンプリヘンシブの3種類に大きく分類され、それぞれ費用・期間・活躍できる場面が異なります。資格選びでは、以下のポイントを確認しましょう。
- 将来の目標(就職・独立・副業)を明確にする
- 予算と取得期間が自分のライフスタイルに合っているか確認する
- 受講方法(通学・オンライン・ハイブリッド)を選ぶ
- PMA認定資格かどうかをチェックする
- 資格取得後のサポート体制が充実しているか確認する
CLUB PILATESは、世界最大級のネットワークとPMA加盟団体としての信頼性、充実したサポート体制を備えた資格取得コースを提供しています。マット資格は4日間から、マシン資格は8日間から受講でき、ライフスタイルに合わせて学習できる環境が整っています。
ピラティスインストラクターとして活躍したい方は、まずはCLUB PILATESの資格取得コースをチェックしてみてください。