ピラティスで顔のたるみは改善できる?期待できる効果とおすすめエクササイズを解説

「ピラティスは顔のたるみにも効果があるの?」
「体を鍛えるイメージはあるけれど、顔のたるみにまで変化があるの?」
鏡を見るたびに、頬のラインやほうれい線、二重顎が気になり始めたという方もいるのではないでしょうか。マッサージや表情筋トレーニングを試しても、思うような変化を感じられず、悩んでいる方もいます。
顔のたるみは、姿勢の乱れや筋力の低下、血流の悪化など、体全体の状態と深く関係しています。ピラティスでは体幹や背中の筋肉を鍛えますが、姿勢や血行の改善を通して、顔のたるみにもアプローチできる可能性があります。
この記事では、顔がたるむ原因とピラティスとの関係、自宅でも取り入れやすいエクササイズを紹介します。運動で顔のたるみにアプローチしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
【現在の主な活動】
世界15カ国、日本80店舗以上展開の CLUB PILATES JAPAN プレジデント。
CLUB PILATES 養成コース(Teacher Training)マスタートレーナーとして CLUB
PILATES のピラティスインストラクターを育成。
ピラティスのワークショップを多数開催。
【経歴】
大学を卒業後、インテリアデザイナーとして店舗などの設計に携わる。
妊娠・出産を機に仕事を離れ、子育てが落ち着いた頃、ピラティスに興味を持ちパーソナルトレーナーやピラティスインストラクターとして活動を開始。
現在は CLUB PILATES
のブランドプレジデントとしてインストラクターの育成や、事業の拡大に携わる。
顔がたるみやすくなる原因とピラティスの効果

顔のたるみは、皮膚だけでなく、姿勢や筋力、血流など、体全体の状態と深く関係しています。こ
ここでは、顔がたるむ主な原因と、ピラティスがどのように顔のたるみに働きかけるのかを解説します。
姿勢の悪さ → 姿勢改善で顔の位置が上がる
猫背やスマホ首になると、頭が前に出て、顔が重力の影響を受けやすくなります。
デスクワークやスマートフォンの操作で頭が前に出た姿勢が続くと、首から顎にかけての筋肉が伸びたまま固まりやすくなります。その結果、ほうれい線や二重顎が目立ちやすくなり、首まで含めて顔が大きく見える原因になります。
ピラティスは、背骨や骨盤の位置を整えながら正しい姿勢をサポートします。頭の位置が本来の場所に戻ることで、首から顔にかけての引っ張られる力が減り、たるみが目立ちにくくなります。
表情筋の衰え → 背中を使う動きで引き締まる
顔のハリを支える表情筋は、背中や首まわりの筋肉とも深く関わっています。
背中が丸まり、肩が前に出た姿勢が続くと、首から顔にかけての筋肉が十分に使われなくなります。表情筋だけを鍛えても、土台となる背中や首の筋肉が弱いままでは、引き締まった状態を保てません。
ピラティスでは、背中の深層筋を意識的に使う動きが多く、肩甲骨まわりや首の後ろの筋肉も鍛えられます。背中側から支える力が高まると、顔まわりの筋肉も自然と働きやすくなります。
血流・むくみの滞り → 血流とリンパが巡り出す
血流やリンパの流れが滞ると、老廃物や余分な水分がたまり、むくみやたるみにつながります。
次のような症状に心当たりがある場合は、巡りの悪さが顔のたるみに影響している可能性があります。
- 朝起きると顔がパンパンにむくんでいる
- 首や肩が慢性的にこっている
- 顔色がくすみやすく、血色が悪く見える
ピラティスは全身を大きく動かすため、血流やリンパの流れが促されます。巡りが改善されることで、余分な水分や老廃物が排出されやすくなり、むくみが軽減して顔の輪郭がすっきり見えやすくなります。
生活習慣の乱れ → 呼吸法で心身をリフレッシュ
睡眠不足やストレス、食いしばりなどの生活習慣も、顔のたるみに影響する要因の一つです。
ストレスがたまると無意識に歯を食いしばり、顎や首まわりの筋肉が緊張しやすくなります。この状態が続くと血流が悪くなり、むくみや顔の疲れにつながることがあります。
ピラティスでは、動きに合わせて深い呼吸を繰り返しながら全身を動かします。呼吸に意識を向けることで余分な力が抜けやすくなり、心身をリフレッシュする効果が期待できます。
レッスン後に「体も気持ちもすっきりした」と感じる方が多いのも、ピラティスの魅力の一つです。
顔のたるみに効くピラティスエクササイズ5選
ここからは、顔のたるみに関わる姿勢や血流、筋力へアプローチできるピラティスエクササイズを紹介します。どれも自宅で取り組みやすいので、無理のない範囲で始めてみましょう。
キャット&カウ

キャット&カウは、背骨を丸めたり反らせたりする、ピラティスの基本的な動きです。背骨全体の柔軟性が高まり、猫背や前かがみの姿勢を改善する効果が期待できます。
- 四つ這いになり、手は肩の真下、膝は腰の真下に置く
- 息を吐きながら背中を丸め、おへそをのぞき込む
- 息を吸いながら背中を反らし、視線をやや前へ向ける
- 呼吸に合わせて、ゆっくり10回ほど繰り返す
首だけを大きく動かすと頸椎に負担がかかります。首は背骨の延長として、背骨全体の動きに合わせて自然に動かしましょう。
スワン

スワンとは、うつ伏せの状態から上体を持ち上げるエクササイズです。背中の筋力を使いながら胸を開くため、猫背で縮こまった首まわりが伸び、たるみの引き上げにつながります。
- うつ伏せになり、手のひらを肩の下に置く
- 息を吸いながら、背中の力で上体をゆっくり持ち上げる
- 腰を反らしすぎず、胸から持ち上がる感覚を意識する
- 息を吐きながら、ゆっくり元の姿勢に戻す
腕の力だけで押し上げると腰に負担がかかります。背中の筋肉を使って持ち上がることを意識しましょう。
チェストリフト

チェストリフトは、仰向けから上体を軽く起こすエクササイズです。首や胸まわりの緊張がほぐれ、二重顎や首元のたるみにアプローチできます。
- 仰向けになり、膝を立てて両手を頭の後ろに軽く添える
- 息を吐きながら、みぞおちから上体を起こす
- 肩甲骨が床から離れる程度で止める
- 息を吸いながら、ゆっくり元の姿勢に戻す
勢いをつけて首を引っ張ると、首を痛める恐れがあります。腹筋を使って、みぞおちから体を起こすことを意識してください。
ショルダーブリッジ

ショルダーブリッジは、仰向けで腰を持ち上げるエクササイズです。巻き肩や猫背の改善を通じて血流が促され、顔まわりのむくみをやわらげる効果が期待できます。
- 仰向けになり、膝を立てて足を腰幅に開く
- 息を吐きながら、お尻からゆっくり腰を持ち上げる
- 肩から膝まで一直線になったところで数秒キープする
- 息を吸いながら、背骨を上からひとつずつ床へ下ろす
肩に力が入ると首まわりが緊張しやすくなります。お尻と太ももの裏を使って持ち上げることを意識すると、余分な力みを防げます。
スパインツイスト

スパインツイストは、座った状態で上体をひねるエクササイズです。背骨の柔軟性を高め、左右の筋肉の使い方の差が整うことで、顔のゆがみやたるみの偏りをやわらげる効果が期待できます。
- 床に座り、足を前に伸ばして背筋を伸ばす
- 両腕を横に広げ、息を吐きながら上体を片側へひねる
- 息を吸いながら正面に戻る
- 左右交互に繰り返す
腰だけを無理にひねると腰椎に負担がかかります。みぞおちから上をひねるイメージで、背骨全体をなめらかに動かしましょう。
よくある質問

ピラティスと顔のたるみについて、よく寄せられる質問にお答えします。
どれくらいの期間で効果が出る?
ピラティスは即効性のある運動ではなく、継続することで少しずつ変化が期待できます。
週1〜2回を目安に続けると、1〜3か月ほどで姿勢や血流の変化を実感する方が多く見られます。その結果、フェイスラインがすっきりしたように感じる方もいます。
1回で大きな変化を期待するのではなく、日々の習慣として続けることが大切です。
マシンとマット、どちらが向いている?
姿勢のクセや運動経験、続けやすさによって向いている方法は異なります。
| 比較項目 | マシンピラティス | マットピラティス |
|---|---|---|
| 向いている人 | 姿勢のクセが強く、自力でフォームを維持しにくい人 | 自宅で気軽に続けたい人 |
| フォームの安定感 | 器具が体を支えるため安定しやすい | 自分の筋力で姿勢を保つ必要がある |
| 強度の調整 | スプリングで細かく調整できる | 動きの大きさや回数で調整する |
自宅で自己流で進めていると、誤った方法で行なってしまい、思ったような効果が得られないことがあります。ピラティス初心者の方は、プロのインストラクターが指導してくれるマシンピラティスから始めるのがおすすめです。
年齢が高くても変化は期待できる?
年齢に関わらず、姿勢を整えて筋肉を正しく使うことで、たるみの予防やフェイスラインの印象改善が期待できます。
CLUB PILATESでは、40代以上の会員様が全体の約6割を占めています。運動経験が少ない方や、久しぶりに体を動かす方も多く通っているため、年齢を理由に始めるのをためらう必要はありません。
男性でも通える?変化は期待できる?
男性でも、姿勢や体の使い方を見直すことで、顔まわりの印象が変わる可能性があります。
猫背や巻き肩などの姿勢の乱れは、性別を問わず顔まわりの印象に影響します。CLUB PILATESには男性会員も多く在籍しており、性別を気にせず始めやすい環境が整っています。
まとめ

顔のたるみは、姿勢の崩れや筋力の低下、血流の滞りなど、体全体の状態が積み重なることで目立ちやすくなります。ピラティスで体幹や背中の筋肉を鍛え、姿勢や体の使い方を整えることで、顔のたるみに関わる原因へアプローチできます。
- 猫背やスマホ首が続くと、顔が下に引っ張られやすくなる
- 背中や体幹を鍛えることで、姿勢が整い顔まわりへの負担を軽減しやすい
- 全身を動かすことで血流やリンパの流れが促され、むくみの軽減が期待できる
- 週1〜2回を目安に、1〜3か月継続すると変化を感じやすい
CLUB PILATESは、世界各国で1,000店舗以上を展開する世界最大級のマシンピラティススタジオです。4段階のレベル別レッスンを用意しているため、運動が苦手な方や初心者でも自分に合ったクラスから無理なく始められます。
また、リフォーマーをはじめとする15種類以上の専用器具を使用し、一人ひとりの目的やレベルに合わせた多彩なレッスンを受けられるのも魅力です。
30分の無料体験では、インストラクターがフォームを丁寧にサポートします。姿勢や体の使い方を見直し、顔まわりの印象を変えたい方は、この機会にマシンピラティスを体験してみてください。




